2014-12-25 Thu
12月11日(木)、すっかり冬景色となった秋山の我が家で、第4回目となる山の畑の料理教室を開きました。今回は男性2名を含む10名の方にご参加いただきました。山の畑ランチ・冬
黒米、赤米ごはん、大根の唐揚げ、大根の煮物、かぼちゃのマッシュ、焼きじゃがいも、人参のてんぷら、小松菜の塩炒め、冬野菜のサラダ、里芋の味噌汁
今回好評だったのは大根の唐揚げ。すが入り始めてしまった大根をおいしく食べる方法を探してやってみたのですが、大根がジューシーで甘くて、鳥の唐揚げにも負けない?存在感があります。
我が家では、今年は大根が豊作で、大根の煮物もたくさんいただきました。いろいろアレンジもありますが、大根の素朴なおいしさを味わってもらいたい、本当に簡単な昆布と鰹節のだしの使い方をお伝えしたくて、しょうゆ味の大根と結び昆布の煮物を作りました。

冬は有機野菜がひときわおいしくなります。小松菜の塩炒めもそのおいしさを味わう一品。じゃがいもの味が乗ってくるのはこれからかな。
その時期その時期で野菜は味が変わります。もちろん、品種や作る畑、その年の気候でも違ってきます。でも味の違いを一番大きく左右するのは、自分の体調ではないかと思います。今の体調を整えてるのは、まさに今までの様々な環境です。年によって微妙に違う気候、その気候に作られる自然な食べ物、精神状態…。
私が今おいしいと感じるのはさっと火の通った、歯ごたえがあり、火を通すことで甘みを引き出した、生きの良い料理です。42歳という年齢で、体もあちこち不具合を感じ始めていますが、野菜や穀物、微生物によって醸し出された調味料、海の塩、そしておいしさを楽しむ少しの肉や魚や卵。日々、自然を感じながらいただきたいと思います。




段取りが悪く、あっ!忘れてた、と何度も叫んでいたり、本当に伝えたいことを口にできなかったり、まだまだ未熟な私ですが、この空間で何かを感じていただければ幸いです。
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